繊細気質な私が自己実現のためにまずやったこと

こんにちは。すいです。

私が自分の事を『繊細気質で毒親育ちでアダルトチルドレンな自己肯定感がミジンコやろう』だと思っていた頃、自分ってなんなん!?なんで普通にできないん!?と葛藤の毎日を送っていたのですが、その時の目標は【自己実現】でした。

いきなり重くてすみません。

【自己実現】ができれば、幸せで自分らしい生活が送れるようになると思っていたあの頃。

そのうち自己実現にも縛られて苦しくなる事にはなるのですが、その頃は私に生きる力をくれた魔法の言葉でした。

実際、その言葉を理想に掲げてたくさんチャレンジできましたし、失敗も成功もたくさん経験できました。

その結果、今はのほほんと暮らせるようになったので、あの頃の私には感謝しかありません。

今思い出しても、自分ぐっじょぶ!よくやった!!と褒め称えたい。

でも、正直それまでの道のりが長すぎたのでは…。もし、その頃に戻って自分にアドバイスできるなら教えてあげたい!!

というわけで、今回はその時を思い出して、具体的に何をしたのか、どのように行動したのかご紹介します。

今、何か変えたいけど何をしたらいいか分からない、毎日考えてはいるけど何も進まない…、思考がぐちゃぐちゃ過ぎる…と、かつての私のように悩んでいる方の小さなヒントになれば幸いです。

まずは行動できない原因をとにかく深掘りするために思考をひたすら書き出した

つい何年か前までの事です。

自己実現したい!自分らしく生きたい!と思っても、じゃあ具体的に何をどうすればいいのか分からない日々をかなり長い期間、悶々と過ごしていました。

そのヒントを得るために、ネットサーフィンや本を買って色々と調べるものの、ますます思考がぐちゃぐちゃになってまとまりません。

そうしていた時に、『とにかく大きな紙に考えを書き出せ!』という記事を見て、ああ、またか。そんなの分かってるわ。やったことあるし。それで解決したら苦労しないのに。と、真剣にやってもいないのに否定する声(自分)。

するとその時ばかりは、あれ…これかも…。と、妙に冷静になって、いや、やってみるかと思い立ったのでした。

まずは今の思考をアウトプットする事に。大きな紙がいいらしいのですが無かったので使っていないノートへ、その時考えていた事をひたすら書き出しました。

具体的には、誰に(自分に)何をどのように感じているのか、どうなりたいのか、どうしたいのか、どうしたかったのか。過去未来現在、かまわず書き出します。ネガティブな事も、ポジティブな事もとにかく『思考』を書き出しました。

そして、最初は書き出すだけで精一杯。

気持ちが高ぶって泣き出して疲れて、気持ちが少し落ち着いていくのを感じていました。

そのうち、理想と現実のギャップに気がつきます。

まずは小さく気軽に挑戦してみた

理想と現実のギャップに気がついた時、私はこうなりたい!という理想が自分にはしっかりあるんだと自覚します。

本当はこうなりたいのに、今の自分は全く別人。だから不満が溜って、人の目も気になっていたんですね。

じゃあ、どうしたらいいのか。そこでも何度もつまずきましたが、頭がごちゃごちゃした時にはとにかく書き出す!という習慣が徐々についていきました。そのお陰で、行動までの時間が短くなり、とりあえずやってみよう!と小さくても行動ができるように。

余談ですが、その時試してみた小さな挑戦をいくつか紹介します。

  • 習慣を少しだけ変えてみる(アロマを炊く、自炊をする、お風呂に浸かるなど)
  • 本を読んで勉強してみる
  • あまり気にせず人と話してみる
  • たまには反省しないで好きな事をめいっぱいやってみる
  • 嫌な事を嫌と言ってみる
  • ひとりで行動してみる

今振り返ってみると、『やってみる』が大切だったように思います。

やってみたい事を、なんでもとにかくやってみる。

それで、どう感じたか、どんな変化があったかなどをまたアウトプットしました。

日々のアウトプットから自分の性質を分析して、整理整頓した

小さな挑戦をしていると、次第に得意不得意な事や自分に馴染むもの、馴染まないものがあると気づきます。当たり前かよ、と思うかもしれませんが、当時の私はそれさえ分からないくらい、基準が自分になかったのです。いつも周りに合わせて家族に合わせて、良いか悪いか、正解不正解かを考える毎日。30年も生きて、ようやく自分軸というものを感じ始めたのでした。

ここで、参考までに私が自分の性質を整理整頓した項目をいくつかご紹介します。

(得意・好きな事)

  • 本を読んでアウトプットする
  • アロマを嗅ぐ
  • ぼーっとする
  • 作ってみたい料理を作る
  • お風呂に浸かる
  • キレイなものを観る、聴く、感じる

(不得意・あまり好きではない事)

  • 規則正しさ
  • 毎日続けること
  • 嫌な気持ちを意思表示すること
  • ひとりで行動すること(どきどきする、落ち着かない⇒これは慣れていきました)
  • 人と気にせずにお話しすること(色々考えてしまうのは変えられない)

このように好き嫌い、できるできないで分けていくと、理想の自分になるためにはどうすればいいのか見えていきました。

そして、私はこの作業を続けるうちに『自分の内面を変えていきたい』と考えるようになります。それまでは、~すべき。~でなければいけない。と白黒思考だったのですが、こうしたい!という初めてに近い強い感覚でやりたいと思うものが出てきました。

そして、少し大きな挑戦としてお金と時間をかけて心理学を学び始めます。

大きな挑戦と小さな挑戦を繰り返した

大きな挑戦として心理学を学び始める時に、自己流にはなりますが定期的に自己分析していた事が大変役立ちました。

それは、自分に合う学び方を見つける事です。

もちろん、心理学を学ぶ上でも自己分析は重要ですので、実際の学びの場ではそういった経験が有効であったのは言うまでもありませんが、たくさんある講座の中で、自分の得たいスキルを自分に合った形で学ぶ場所を見つけるという最も重要な講座選びの段階で発揮されました。

例えば、私にとってはどのような団体で、どのような理念の元に講座が開かれているのかが重要な事でしたので、その辺りを重点に必要なものが得られるかをたくさん調べ比較した結果、自分にぴったりな講座に出会う事ができました。

そして、参加した講座での学びは、私にとって大変収穫のある有意義な期間となり、確実に自分が少しずつ変わっていきました。今でもその経験は宝物です。

そして、初めてお金も時間も掛けて、やりたい事を精一杯できると、自然と次の目標が見えていきました。

小さな挑戦を繰り返して徐々にその挑戦が大きくなり、気がつくと身の回りが大きく変わります。

結婚、転職、交友関係。さらには自分で問題視していた親との関係も変わりました。

簡単に説明するなら、全体的に『あまり難しくなくなった』という感じです。

そう、以前は難しく考えすぎていたのです。(まだまだその節はあるものの、以前より断然ほどきやすくなりました)

もし、以前の私、10代、20代の私に会えるなら、まずは思っている事を吐き出してみて。と優しく話しかけてあげたい。

まとめ

自己実現したい、現状を変えたいけど何をしたらいいか分からない時、まずはいまの思考を書き出してみましょう。

そして、それを繰り返して、時々読み返して分析してみましょう。

分析のヒントは以下を参考にしてみてください。

  • 好き嫌い
  • 馴染む馴染まない
  • できるできない
  • 得意不得意
  • どんな気持ちになったか
  • どんな難しさがあったか
  • 簡単にできたか
  • 何も考えずにすっとできたか
  • すっきりしたこと
  • もやもやしたこと

いま思いつくだけ書き出しましたが、気づいた事なんでも良いのです。

比較は自分自身。誰とも比べなくてOKで、ただ自分をじっくり観察するだけです。

良い悪いもありません。

ただ事実として、結果だけ見てみます。

もちろん、毎日でなくてもいいのです。

これは、どのような時にも、どの年代の方でも有意義な習慣です。

自分を冷静に観察できる力は、ずーっと必要で重要なスキルだと思うからです。

私も、ずっと続けています。

そして、このブログはそのアウトプットでも兼ねています。

簡単なようで、やっているようで、実はできていない事もたくさんあるのではないでしょうか。

気になったらなんでもやってみよう。

そのくらいで、気軽にえいや!と何でも挑戦できるといいなあと思っています。

そんな私のマイペースなブログですが、

今後もお付き合いいただけると幸いです。

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